今までの防蟻薬剤
現在使用されている合成ピレスロイド系、ネオニコチノイド系などの農薬成分については、胎児への影響などが懸念されています。しかし、シロアリ被害を食い止める必要悪との見方から使用が認められてきました。
■木材の劣化は木造住宅の耐用年数に直結しています。防腐防蟻処理にも持続性が求められる時代です。
■欧米諸国では土台や柱など、通常雨が当たらない部位は、ホウ素系が一般的に利用されています。
■わが国では雨が当たるかどうかに関わらず、農薬系を用いる防腐防蟻処理が標準になっています。
■地球温暖化によるシロアリの北上や、外来種アメリカカンザイシロアリの被害が関心を呼んでいます。